研究課題
代表的な気分安定薬であるLithiumによる治療反応性の評価ができている双極性障害39例から研究への同意を文章にて受け、既に全例からの末梢血由来DNAを抽出しその濃度やQuality (OD260/OD280)のチェックを済ませている。同時にApplied Biosystems社のPCR primersを用いたReal-time PCRによるCNVの計測に関する予備実験を行い、計測法の細かな吟味を済ませ、双極性障害者を対象とした実験の準備を行った。
2: おおむね順調に進展している
既に1年目として多数の症例から同意を得てDNA抽出を済ませており、GSK3beta遺伝子上の3ヶ所のCNVの計測のための基礎実験も行っており、当初の研究計画通りの進展と考える。
既にDNA抽出を行っている39例の患者のDNAを用いてGSK3beta遺伝子上の3ヶ所のCNVの計測を行い、リチウム治療反応性との関連を統計的に解析する。同時に双極性障害者数の一層の増大とDNA抽出を行い、多数例での解析を試みる。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件)
Prog Neuropsychopharmacol Biol Psychiatry
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Epigenetics
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