研究課題
治療抵抗性うつ病、混合性の特徴を伴ううつ病の最新のエビデンスにもとづき、結果が臨床により貢献できるように、研究プロトコルをより質が高く、より意義ある結果が得られる可能性高いものにするために詳細な設定を行った。特に介入の種類と統計学的なパワー、遺伝子以外のバイオマーカーの選定、認知機能検査の選定において、責任医師、分担医師とで会議を行い、詳細を決定しました。完成したプロトコールを倫理委員会に申請し、UMINに登録完了しました。研究で使用する、臨床経過、患者背景、検査結果を記入するケースカードを作成し、予備的に使用することで不備を改善し、完成させました。実際の患者エントリーをおこなう部署で、認知機能検査や血液のサンプリングやその後の処置の流れを確認しました。関西医科大学の研究分担者と兵庫医療大学の連携研究者とで、月1回の研究会議を行い、上記案件について話し合った。関西医科大学の研究分担者と産業医科大学の研究分担者および兵庫医療大学の連携研究者で4回/年の研究会議を行い、上記案件について話しあった。
2: おおむね順調に進展している
概ね予定通り進展しているが、uminと倫理委員会申請後、倫理委員会での承認までに時間を要したことで、少し遅れている。承認までの待ち時間の間は、能率を良くするケースカードを作成したり、臨床でのサンプリング手順の再確認をしたり、カルテ調査にて候補患者を検索するなど、今後のよりスムーズな進行の工夫をしている。
現在、能率を良くするケースカードを作成したり、臨床でのサンプリング手順の再確認をしたり、カルテ調査にて候補患者を検索するなど、今後のよりスムーズな進行の工夫をしている。最初に想定した計画通りにH28年度も患者のリクルートを継続して行っていく。また、全体での研究会議もを4回/年、兵庫医療大学とは12回/年の会議を実施し、研究の能率を上げていく。
本年度は、消耗品の使用頻度が想定よりも少なかったため、若干の余剰金が発生しました
若干の余剰金は来年度の消耗品に充てる予定です
すべて 2016 2015
すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 謝辞記載あり 2件、 オープンアクセス 1件)
Journal of Clinical Psychopharmacology
巻: 36 ページ: 27-31
10.1097/JCP.0000000000000454.
Translational Psychiatry
巻: 5 ページ: 1-4
10.1038/tp.2015.6