• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

遺伝・環境要因相互作用のPTSDへの影響とその病態の解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K09815
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛

研究代表者

戸田 裕之  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 精神科学, 講師 (00610677)

研究分担者 丹生谷 正史  東北医科薬科大学, 医学部, 講師 (00228256)
清水 邦夫  防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 防衛医学研究センター 行動科学研究部門, 教授 (00531641)
連携研究者 鈴木 豪  独立行政法人宇宙航空研究開発機構, 主任医長 (50649035)
朴 秀賢  神戸大学, 大学院医学研究科精神医学分野, 講師 (60455665)
研究協力者 谷知 正章  
斉藤 拓  
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードPTSD / 環境富化 / 母子分離ストレス / 神経栄養因子 / FKBP5 / サイトカイン
研究成果の概要

シャトル箱法によるラットPTSDモデルを用いて、遺伝と環境のPTSDに与える影響について検討した。母子分離ストレスは、ストレスに脆弱であるFischer344ラットに全般性の低活動を引き起こし、Wistarラットでは学習性無力状態が増加した。自発運動と玩具はPTSD行動の改善に同等の作用を示したが、自発運動は神経栄養因子を介して、玩具はストレス視床下部・下垂体・副腎系を介して行動を改善している可能性が示された。拘束ストレスを組み合わせた実験で、母子分離ストレスのストレス脆弱性はHPA系の調整因子である、FKBP5が重要な役割を担っている可能性が示唆された。

自由記述の分野

精神科

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi