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2017 年度 研究成果報告書

自己抗体(AQP4, NMDAR)に起因する睡眠障害と精神疾患の病態の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09821
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関秋田大学

研究代表者

清水 徹男  秋田大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90170977)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードオレキシン / 抗NMDA受容体抗体 / 症候性過眠症 / 統合失調症
研究成果の概要

(1) 傍正中視床下部の病変による過眠症が多く報告されている。その中でAQP4抗体にて視神経脊髄炎(NMO)が起こることが報告された。NMO33症例のうちで、AQP4抗体は25例、MOG抗体2例陽性であった。
(2) 抗NMDA受容体抗体に関しては、髄液に限定して検討を行った。髄液169例での測定のうちで14例で陽性であった。14例のうち の7例は脳炎に至った症例であり、当初は緊張病と診断されていた。もう7例は神経症状の無い精神症状のみであり、緊張病3例、 短期精神障害2例、統合失調症2例であった。睡眠障害の測定のうちで、4例の陽性例を見いだした。4例の内、3例がナルコレプシーであった。

自由記述の分野

過眠症 脳器質性精神障害

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公開日: 2019-03-29  

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