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2017 年度 研究成果報告書

認知症に関連する細胞内異常蓄積蛋白の分解過程におけるリン酸化の影響

研究課題

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研究課題/領域番号 15K09828
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関大阪大学

研究代表者

田中 稔久  大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (10294068)

研究分担者 森原 剛史  大阪大学, 医学系研究科, 助教 (90403196)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードタウ蛋白 / TDP-43 / リン酸化 / 認知症
研究成果の概要

認知症関連細胞内異常蓄積蛋白の分解に関してはいまだ明らかでない部分が多いが、我々はその蓄積蛋白のリン酸化が分解過程に与える影響を検討した。タウ蛋白のUPS分解、およびTDP-43のCaspaseによる分解においてはリン酸化は影響を与えなかった。しかし、タウ蛋白のCMA分解においては、タウがPKAによりリン酸化されるとライソゾームへの取り込みが増加した。また、アセチルコリンエステラーゼ阻害剤を添加するとタウ蛋白の一部の部位でリン酸化が亢進することが認められた。統一的に解釈することはできないが、タウ蛋白においては、ある部位のリン酸化が一部の分解過程を促進することが示唆された。

自由記述の分野

老年精神医学

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公開日: 2019-03-29  

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