2194例の大学生について、大学入学時に人格特性の評価としてTemperament and Character Inventory (TCI) と抑うつ症状の評価としてPatient Health Questionnare-9 (PHQ-9)を施行し(T1) 、3年後の大学4年時(T2) に抑うつ症状の評価としてPHQ-9を施行して抑うつ症状、自殺関連念慮に関連する要因を検討した。多重ロジスティック回帰分析では、T2における大うつ病エピソードと自殺関連念慮はT1におけるうつ病エピソード、自殺関連念慮、人格特性として低い自己志向が関連していた。
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