研究課題
この研究は、慶應義塾大学病院において、stage I-IIIの外来乳がん患者を対象に、毎週1回×120分×8回のマインドフルネスに基づく集団認知行動療法の無作為対照試験を実施し、標準化された評価尺度を用いて、QOL、精神症状(うつ・不安)、身体症状に対する効果を検証するものである。パイロット試験の結果を参考に、脱落も含めてサンプルサイズを、介入群・対照群合計88例と見込み、3年間かけて実施する計画である。2015年度は、施設倫理委員会の承認を得て介入・評価を開始し、約50例を登録した。2016年度は、全目標症例を登録修了した。2017年度は、症例の観察・評価を完了し、統計解析、ならびに結果発表を行う。また、介入法の普及を見据えて、研修と普及の方法を検討する。
2: おおむね順調に進展している
当初の計画通り、3年計画の2年次として、目標数の登録を完了した。
2017年度は、症例の観察・評価を完了し、統計解析、ならびに結果発表を行う。また、介入法の普及を見据えて、研修と普及の方法を検討する。
初年度に無償で助力いただける医療関係者が想定外にできたおかげで、人件費を削減できた。
データ・マネジメントや解析、使用した資材の整理のための人件費、研究成果の発表のための学会参加費、論文投稿料、普及のための研修開催費として使用する。
すべて 2017 2016
すべて 雑誌論文 (28件) (うち国際共著 5件、 査読あり 10件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (5件) (うち国際学会 1件、 招待講演 5件)
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