【最終年度に実施した研究の成果】 1.ミャンマー現地にて2019年9月および2020年2月に現地調査をおこない、在留邦人対象の質問紙調査でストレス要因・ストレス対処行動・メンタル不調発生状況・感染症罹患状況・企業本社に求められる支援などを明らかにした。また、日本国大使館・JETRO・現地医療機関関係者への聞取り調査をおこない、メンタル問題発生動向および感染症罹患例について情報収集をおこなった。 2.海外赴任者および企業関係者に対して研究成果から導かれるノウハウを提供する成果物として出版(「途上国」進出の処方箋:経団連出版)をおこない、また、経済誌への連載(共同通信系NNAカンパサール)をおこなった。これらは神戸新聞・NNAカンパサール紙で報道されている。 【研究機関全体を通じて実施した研究の成果】 1.ミャンマー現地にて合計10回の現地調査をおこない、在留邦人対象の質問紙調査で、それぞれの時期におけるストレス要因・ストレス対処行動・メンタル不調発生状況・感染症罹患状況・企業本社に求められる支援などを明らかにした。また、日本国大使館・JETRO・現地医療機関関係者への聞取り調査をおこない、メンタル問題発生動向および感染症罹患例について情報収集をおこなった 2.現地にて開催された国際学会および国内学会にて招待講演演者およびシンポジストをつとめ、日本の産業精神保健ノウハウを伝えるとともに、ミャンマー医療関係者と知見の共有をおこなった。
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