研究課題/領域番号 |
15K09948
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
小川 数馬 金沢大学, 新学術創成研究機構, 准教授 (30347471)
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連携研究者 |
鷲山 幸信 福島県立医科大学, ふくしま国際医療科学センター, 准教授 (80313675)
中山 守雄 長崎大学, 薬学部, 教授 (60164373)
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研究協力者 |
石﨑 淳志
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 骨転移 / 診断 / 治療 / 放射性核種 / セラノスティクス / イメージング / RI内用療法 |
研究成果の概要 |
造骨性骨転移、溶骨性骨転移、原発巣のいずれにも集積する放射性薬剤の開発を目的として、骨転移部位への輸送担体としてアスパラギン酸ペプチドを、癌組織への輸送担体としてRGDペプチドを、RI導入部位としてDOTA錯体を同一分子内に導入した化合物をFmoc固相合成により合成した。放射性Ga標識したプローブは、αVβ3インテグリンが過剰発限担癌マウスへの体内放射能分布実験の結果、癌組織と骨の両組織への高い放射能集積を示した。治療核種であるY-90も同等の化学的性質を示したことから、骨転移巣と原発巣の両病巣の同時診断・治療となりうる本薬剤設計の有用性が示された。
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自由記述の分野 |
放射性薬品化学
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