開発を行ったシミュレーターを使用して臨床症例に対して実際に治療を行った。さらに焼灼範囲について形状評価を行いシミュレーターシステムの精度検証を主に行った。腫瘍の周辺に最大3本のバイポーラアプリケータを置き通電を行った。通電を行う前にCT撮影を行い、3D画像構築をした。シミュレーターに表示されている治療針の位置と3D-CTで表示されている針を比較することによりシミュレーターの精度を検証した。体表における針間の距離、電極先端の針間の距離、角度を計測しこれをシミュレーター画像と3D―CT画像で統計学的に比較して有意差がないことを検証した。
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