申請者はreal-time virtual ultrasonographyを用いて新しい肝がん治療ナビゲーションシステム(3D Sim-Navigator)を産学連携で開発した(特許第6078134号)。その後臨床試験を倫理委員会承認のもと行った。腫瘍の焼灼形状についてsphericity、surface to volume ratio、compactnessなどを比較検討しシミュレーターを使用したものが有意に球形に近い焼灼形状となった. 多変量解析においてもシミュレーターを使用することで無再発生存の延長に寄与することが示され開発したシミュレーターが臨床的に有用であることが示唆された。
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