研究課題
基盤研究(C)
本研究では,豚を用いて胸管損傷に伴った乳糜胸水の実験動物モデルの作成方法を確立した.この実験動物モデルを用いて,コイルもしくはNBCAを用いて胸管塞栓術を行った.塞栓術後5日で再度リンパ管造影を行い,胸管が完全に塞栓されていることを確認した.空腸と回腸の一部を摘出し,病理標本(H-E染色)を作成した.病理の検討から消化管に明らかな異常は認めず,胸管塞栓術の安全性が確認された.
インターベンション