研究成果の概要 |
本研究は、子宮頸癌幹細胞における放射線抵抗性機序の解明を行い,癌幹細胞を標的とした新規放射線治療法の開発に向けての基盤を構築することを目的とする。研究により、癌幹細胞と非癌幹細胞の間には、mRNAでは43の遺伝子、miRNAでは5つにおいて4倍以上の発現変化の違いが認められた。具体的にはmRNAでは、ADAMT55, FRMD3, COL8A1, miRNAはhas-miR-377-3p、has-miR-654-3p等である。miRNAに関しては、miR-654-3pにおいて、TCGAのデータを使用した予後解析の検討では、高値群では定値群と比較して優位に予後が良好であった。
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