研究課題/領域番号 |
15K10003
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
鈴木 義行 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (60334116)
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研究分担者 |
野田 真永 群馬大学, 医学部附属病院, 講師 (60396645)
佐藤 浩央 群馬大学, 医学部附属病院, その他 (90750571)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 腫瘍免疫 / 放射線治療 / 神経膠芽腫 |
研究実績の概要 |
本研究では、放射線治療と免疫療法の併用(免疫放射線療法)により、全身性の抗腫瘍免疫の活性化と放射線治療の局所効果の増強を得ることを目指している。そのために、初年度である平成27年度は、放射線治療における抗腫瘍免疫の予後への寄与を検討するために、治療前、もしくは治療前・後の腫瘍組織におけるHLA ClassI発現、リンパ球浸潤、などを免疫染色により評価する(Immune Scoring)ために、福島県立医科大学および群馬大学において、それぞれの学内の治験審査委員会(IRB)に研究計画書を提出し、承認された。その後、免疫組織化学染色を行うための準備(染色プロトコールの確認など)と、脳腫瘍(神経膠芽腫)、直腸がんなど、プロトコールの基づいて、腫瘍生検組織の収集している(群馬大学分は終了した)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
福島県立医科大学の治験審査委員会(IRB)における研究計画の承認が遅れたこと、臨床業務の過多が続き研究に時間が割けなかったこと、などから、腫瘍生検組織の収集が遅れ、免疫組織化学染色による解析ができていないため。
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今後の研究の推進方策 |
早急に、腫瘍生検組織の収集を完了し、免疫組織化学染色による腫瘍のHLA発現、Tリンパ球浸潤、などについて、計画に従い実験・解析する。
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次年度使用額が生じた理由 |
福島県立医科大学の治験審査委員会(IRB)における研究計画の承認が遅れたこと、臨床業務の過多が続き研究に時間が割けなかったこと、などから、腫瘍生検組織の収集が遅れ、免疫組織化学染色による解析ができていないため。
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次年度使用額の使用計画 |
腫瘍生検組織の収集が完了次第、予定の免疫組織化学染色を行う。
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