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2017 年度 研究成果報告書

腫瘍特異性の高い放射線増感剤の開発-メトフォルミンを用いた胃癌細胞での検討-

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10008
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

茂松 直之  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 教授 (30178868)

研究分担者 深田 淳一  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (50338159)
川田 哲也  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 共同研究員 (60234077)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード放射線治療 / 放射線生物学 / 放射線増感剤 / 胃癌
研究成果の概要

進行胃癌は依然として難治性であり、集学的治療による治療成績向上が望まれる。放射線治療効果を高めるため、経口糖尿病薬であるメトフォルミンに着目した。胃癌培養細胞に対し放射線照射、メトフォルミン投与、照射と薬剤投与併用を行い、細胞生存率、アポトーシスの比率、細胞周期の変化について測定し、放射線増感効果を探索した。
照射と薬剤投与併用により効果的な殺細胞効果が得られ、アポトーシス分画比率の増加が観察された。細胞周期の検討では、併用投与においてG2/M期分画の増加時間が持続していた。以上よりメトフォルミンは有効な放射線増感剤と考えられた。

自由記述の分野

医学

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公開日: 2019-03-29  

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