現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
これまでに蓄積してきた画像診断レベルの情報収集はかなり順調に進んでいる。最終年にgeneticな情報を解析するにあたり、不可欠なデータベースが構築されつつある。各腫瘍組織における各種タンパク発現の解析:Chromogranin A, Synaptophysin, CD56, CD31、D2-40, Ki-67, SSTR2A, SSTR5, Inslin, Gastrin, Glucagon, somatostatin, VIP, pancreatic peptide, serotoninについて切除標本の免疫染色、膵NETの確定診断、血管侵襲、リンパ管侵襲、増殖能、sandostatinに対する感受性のデータベースも充実してきた。 DNA microarrayによる網羅的遺伝子発現解析を行うための切除した腫瘍の凍結標本からlaser captured micro-dissection(LCM)によってmRNAを抽出し、DNA microarray で網羅的遺伝子解析はまとめて行う必要があるため、最終年に繰り越した。
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