1)臨床応用を目指した条件設定の改善:既存の機器は検出感度が低く、一度に測定できる検体量に限界があることがわかった。企業提携を行い、①光学系のシステムの改良、②機器設計を見直し、一度に多数の検体を同時に測定できること③蛍光値のカットオフ値を使用して蛍光陽性陰性を判定、表示できるソフトウェアの開発を計画した。現在も症例の蓄積と機器の開発中である。 2)GGT発現のゲノム・エピゲノムレベルの機構:1)の測定機器の見直しのために解析のために必要な検体が得られていないのが現状である。また、GGT蛋白質発現と癌放射線治療の効果の大小や酸化ストレスに関連する蛋白質との発現の関連について検討中である。
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