研究課題/領域番号 |
15K10081
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科学一般
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研究機関 | 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
角川 陽一郎 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 特任研究員 (60221173)
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研究分担者 |
島 礼 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), がん薬物療法研究部, 部長 (10196462)
佐藤 郁郎 地方独立行政法人宮城県立病院機構宮城県立がんセンター(研究所), ティッシュバンクセンター, 部長 (50225918)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 紫外線発がん / プロテインホスファターゼ |
研究成果の概要 |
我々は、以前、PP6機能不全状態は、DMBAによりイニシエートされた細胞が腫瘍を形成しやすい状態にあることを明らかにした。本研究では、紫外線ではどうなのかを検討した。マウスの重層扁平上皮特異的に、Ppp6c遺伝子を欠損させたマウスを用いて、週3回UVB照射(2KJ/m)を40週行った。その結果、野生型では、腫瘍形成が認められなかったが、Ppp6c遺伝子欠損皮膚をもつマウスでは、その殆どで扁平上皮がんが発生した。このメカニズムとして、Ppp6c遺伝子欠損ケラチノサイトではDNA修復に異常があり、UVB照射によるDNA損傷の修復ができないことが腫瘍発生の原因の1つと考えられた。
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自由記述の分野 |
医歯薬学
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