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2017 年度 研究成果報告書

非遺伝性散発性乳癌の発症、悪性進展におけるTREX2複合体因子の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10083
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関新潟大学 (2016-2017)
愛知県がんセンター(研究所) (2015)

研究代表者

桑原 一彦  新潟大学, 医歯学系, 講師 (10263469)

研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード乳癌 / 転写共役型DNA傷害
研究成果の概要

TREX2複合体構成分子GANPの欠損によりマウス乳癌が自然発症することを明らかにした。ヒト乳癌発症にGANPの機能不全が関与するのかを明らかにする目的で、ganp遺伝子多型(SNPs)を複数同定し、これらが連鎖平衡の関係にあることを示した。乳癌患者と非がん対照者との症例対照研究で、ganp SNPsは乳癌発症に予防的に関わり、またこれらのSNPsを有する群は正常アレルの群と比較して予後良好で、ヒト乳癌発症と悪性進展に関わる可能性がある。ヒト乳癌検体でganp mRNAを解析したところHATドメインを欠失するスプライシング異常を認め、乳癌発症にはGANPのHAT活性が関わる可能性が示唆された。

自由記述の分野

腫瘍生物学、実験病理学

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公開日: 2019-03-29  

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