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2016 年度 実施状況報告書

オートファジー制御による食道癌化学療法抵抗性克服の検討

研究課題

研究課題/領域番号 15K10097
研究機関地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所)

研究代表者

宮田 博志  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 副部長 (80362713)

研究分担者 杉村 啓二郎  地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 診療主任 (00571374)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード食道癌 / 化学療法 / オートファジー / マイトファジー / 治療抵抗性
研究実績の概要

食道癌細胞株TE11をシスプラチン暴露すると、LC3-IIとPink1の発現が経時的に増強することが確認され、シスプラチン投与によりオートファジーとマイトファジーが惹起されることが示唆された。次にシスプラチン暴露下でクロロキンを用いてオートファジーを抑制すると、TE11のシスプラチン感受性が増強した。同様に、シスプラチン暴露下で、si-Pink1にてマイトファジーを抑制すると、TE11のシスプラチン感受性が増強した。これらのことから食道癌のシスプラチン抵抗性にオートファジーとマイトファジーが関与することが示唆された。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

in vitro studyがほぼ予定通り、進んでいる。

今後の研究の推進方策

研究データをまとめて論文発表の予定。

次年度使用額が生じた理由

in vitro studyが予定よりも低コストで実施可能であったため。

次年度使用額の使用計画

追加実験、および論文作成料等に使用予定。

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公開日: 2018-01-16  

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