研究課題
基盤研究(C)
消化管間質腫瘍は、分子標的治療薬が高い奏効率を示すことが示された。一方、約2年で半数に耐性が生じることが知られ臨床上問題となっている。細胞株を用いて、遺伝子変異解析を用いた発現解析を行い、IM耐性のメカニズムを明らかにすることを目的とした。GIST細胞株にIM暴露によりIM耐性細胞株を作成する過程において、エキソーム解析を行い、遺伝学的変化を検討した。IM耐性過程におけるGIST細胞株の変化につきエキソーム解析の結果より細胞系統図を作成した。GISTにおけるイマチニブ耐性化は、driver geneであるKITの二次耐性変異が重要な意義をもつことが示唆された。
外科学