研究課題/領域番号 |
15K10122
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 公益財団法人がん研究会 |
研究代表者 |
渡邊 雅之 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 部長 (80254639)
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研究分担者 |
森 誠一 公益財団法人がん研究会, がんプレシジョン医療研究センター 次世代がん研究シーズ育成プロジェクト, プロジェクトリーダー (10334814)
馬場 祥史 熊本大学, 医学部附属病院, 特任講師 (20599708)
澤山 浩 熊本大学, 医学部附属病院, 非常勤診療医師 (40594875)
今村 裕 公益財団法人がん研究会, 有明病院 消化器外科, 副医長 (70583045)
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研究協力者 |
原口 郁実 公益財団法人がん研究会, がんプレシジョン医療研究センター がんモデル開発グループ, 特任研究助手
緒方 陽子 熊本大学, 大学院生命科学研究部 消化器外科学, 技術補佐員
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 食道癌 / 代謝 / 脂肪 |
研究成果の概要 |
本研究において、食道癌手術症例の内臓脂肪として大網の脂肪組織を収集し、そのmRNAをマイクロアレイ遺伝子発現解析[高BMI症例(N=3) vs. 標準BMI症例(N=3)]に提出した。Pathway解析にて、高BMIでは、標準BMI症例と比較して、補体経路が有意に活性化していた。特に補体関連遺伝子のC3遺伝子(P=0.0061)とC4遺伝子(左P=0.018)の発現上昇が肥満症例において有意に顕著であった。肥満合併の食道癌患者では、内臓脂肪から過剰な補体成分C3/C4が過剰に産生され、それらは腫瘍局所で補体の古典経路の活性化を誘導し、腫瘍進展に関与しているのではないかと推測している。
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自由記述の分野 |
食道癌
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