• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2017 年度 研究成果報告書

KRAS遺伝子変異に伴う癌代謝変化の診断および治療への応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 15K10138
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 消化器外科学
研究機関京都大学

研究代表者

長谷川 傑  京都大学, 医学研究科, 客員研究員 (10362500)

研究分担者 河田 健二  京都大学, 医学研究科, 講師 (90322651)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード大腸癌 / FDG-PET検査 / KRAS遺伝子 / 糖代謝
研究成果の概要

癌におけるKRAS遺伝子変異は糖代謝に関与することが分子レベルで近年報告される。大腸癌遠隔転移巣の切除標本を検討したところ、KRAS遺伝子変異は糖代謝に関与することでFDG-PET検査における転移巣へのFDG集積に関与しており、SUVmaxを計測することで71.4%の精度でKRAS遺伝子変異の有無が予測できた。FDG-PET検査は大腸癌における抗EGFR抗体の適応の有無を判断し大腸癌治療に応用できる可能性がある。また大腸癌におけるKRAS遺伝子変異特異的な代謝経路の検討から、グルタミン・アスパラギン代謝の阻害はKRAS遺伝子変異を有する大腸癌に対する新規治療ターゲットとして期待できる。

自由記述の分野

消化器外科

URL: 

公開日: 2019-03-29  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi