研究課題/領域番号 |
15K10148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
加藤 弘 北里大学, 医学部, 講師 (20337950)
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研究協力者 |
山下 継史 北里大学, 医学部, 教授
渡邊 昌彦 北里大学, 医学部, 教授
佐藤 武郎 北里大学, 医学部, 講師
中村 隆俊 北里大学, 医学部, 准教授
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 術前放射線化学療法 / 放射線感受性 / 進行直腸癌 / CD163 / 腫瘍関連マクロファージ |
研究成果の概要 |
進行直腸癌における術前放射線化学療法前の白血球数分画中の単球数が多い症例は予後が悪い傾向が認められた.単球由来のCD33陽性骨髄由来抑制細胞の動員は治療感受性と関連しなかったが,CD163陽性M2マクロファージ動員が抵抗性に関与しており,患者選択や治療標的としての可能性が示唆された.この結果を元に,前向き研究を開始しており,血液検体では免疫担当細胞プロファイルのみならず,動員ネットワークに関与するサイトカインを同定し,治療標的としての可能性も探る予定である. 一方,放射線療法感受性にCRBP1発現が関連しており,今後CRBP1と免疫担当細胞動員ネットワークにおける意義を検討していく予定である.
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自由記述の分野 |
腫瘍外科学
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