研究課題/領域番号 |
15K10162
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
永野 浩昭 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10294050)
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研究分担者 |
和田 浩志 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 消化器外科 副部長 (00572554)
浅岡 忠史 大阪大学, 医学部附属病院, 助教 (60528470)
江口 英利 大阪大学, 医学系研究科, 准教授 (90542118)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 肝細胞癌 / 治療抵抗性 / 形質転換 / 癌幹細胞 / 個別化治療 |
研究成果の概要 |
既存治療抵抗性病巣の特徴を、これまでの臨床経験に基づく臨床検体を十分に活用し、in-vitroでの肝癌細胞株を用いた検索結果とあわせて検討した。 その結果、既存治療抵抗性肝細胞癌の特徴について、①肝細胞癌に対する低酸素状況下における上皮間葉系形質転換、②既存治療抵抗性病巣の癌幹細胞様階層的複製能、についての関与について確認した。その上で、これらの肝癌細胞の特徴に関して、癌幹細胞の表面マーカーの高発現と癌幹細胞に特異的なmiRNAが関与しており、miRNAのリプログラミング手法を応用することで、新規治療法への開発の可能性を示した。
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自由記述の分野 |
消化器外科
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