研究課題/領域番号 |
15K10197
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
樋口 亮太 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (20318059)
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研究分担者 |
有泉 俊一 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (40277158)
山本 雅一 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (60220498)
宇都宮 洋才 和歌山県立医科大学, 共同利用施設, 准教授 (60264876)
正田 純一 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90241827)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | 胆道癌 / 胆管癌 / 胆嚢癌 / 診断 / マーカー / WFA / 糖鎖 / 術前 |
研究成果の概要 |
新たな血清糖鎖分子マーカー (WFA-sialylated MUC1, 以下WFA)による診断は、胆道癌または肝内胆管癌患者において、対照被験者や良性胆道疾患患者よりも優れていた。癌のstageや組織型に依存せず、良性胆道疾患、胆管癌や肝内胆管癌ならびにstage I/IIの癌の診断で、従来の腫瘍マーカーよりも正確な診断能を示した。胆汁中のWFAも胆管癌や肝内胆管癌患者で良性胆道疾患よりも有意に高値を示し、その診断能は従来の腫瘍マーカーや胆汁細胞診よりも優れ、診断は正確であった。 WFAは胆管癌や肝内胆管癌診断の有用なバイオマーカーで、将来的に臨床の現場で用いられるべきであることが示唆された。
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自由記述の分野 |
胆道癌
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