研究成果の概要 |
原発性肺癌での遺伝子発現解析。[1]癌幹細胞関連遺伝子CD133は、全生存率(p=0.0001)および無再発生存率(p=0.0378)と予後不良因子であった。[2](1) Notch1陽性症例は腫瘍径が小さく、さらに女性、EGFR遺伝子変異と関連を認めた((p<0.03 , p=0.031, p=0.002)。予後に有意さは認めなかった。(2)YAPは、腺癌症例で発現が高い傾向があるも、有意さは認めなかった。5年生存率は、有意さは認められなかった。 【結果】CD133は予後不良因子で、今後有用なマーカーとなり得る。またNotch1およびYAPは、今後無再発生存率や、化学療法での検討が必要である。
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