研究成果の概要 |
iPS細胞より血管内皮細胞を分化誘導した。マイクロアレイを行った結果、もやもや病血管内皮細胞において、tight junction関連遺伝子であるCLDN1, Focal adhesions and hemidesmosomes関連遺伝子であるDST, NEXN, ITGB3が低下していた。RT-PCRでは、ITGB3はもやもや病血管内皮細胞において発現が低下していたが、DST, NEXNは有意な差はなく、CLDN1は明らかなバンドが確認できなかった。血管透過性アッセイにおいてY-27632を添加した際に、健常群では透過性が低下したのに対し、もやもや病においては亢進した。
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