研究課題/領域番号 |
15K10314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
高橋 里史 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (20383870)
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研究分担者 |
堀口 崇 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (70245520)
秋山 武紀 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (90327528)
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研究協力者 |
水谷 克洋
柳澤 薫
美原 貫
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | くも膜下出血 / 虚血性脳障害 / Neurovascular Unit / くも膜下出血モデルマウス / 脳循環代謝 |
研究成果の概要 |
くも膜下出血患者の血清中でコントロールと比較して発現が1/4以下に低下している49種の(hsa-miR-223等)、2倍以上に上昇している27種のマイクロRNA(hsa-miR-451a等)を同定した。モデルマウスでは、頭蓋内圧上昇を5秒とすると、海馬でモデル作成後1日で微小血管基底膜が脱落し、アストロサイトの足突起が基底膜から剥がれた。3日後には基底膜周辺のアストロサイトのGFAP染色性が低下し、神経細胞自体の形態学的、数的変化は認めずに神経機能が障害された。くも膜下出血後のNVU統合性の崩壊は微小血管周囲に始まり、周辺アストロサイトの機能障害を介して、神経機能障害に至る可能性が考えられた。
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自由記述の分野 |
脳血管障害
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