研究課題
脳神経外科約20施設(浜松医科大学附属病院、日本医科大学附属病院、浜松医療センター、聖隷三方原病院、焼津市立病院、静岡日赤病院、沼津市立病院、富士宮市立病院、すずかけセントラル病院、中東遠総合医療センター、内山脳神経外科、大石脳神経外科、杉原脳神経外科、佐藤クリニック、澤井脳神経外科)において、破裂脳動脈瘤患者(急性期250例、慢性期250例)及び未破裂脳動脈瘤患者(500例)を目標に、検体を収集した。細菌DNA を抽出してCnm タンパクをコードするcnm 遺伝子の存在を検討する。また、それぞれの株の各種コラーゲン結合能を数値化し、脳動脈瘤破裂における臨床所見との相関性を検討している。尚、2016年5月からは聖隷横浜病院が、2017年2月からは富士脳障害研究所附属病院が加わっている。昨年でデータの記入漏れを再調査を実施し、最終的に集まった検体総数は1077であり、内訳は未破裂脳動脈瘤558、破裂脳動脈瘤519、である。破裂脳動脈瘤の内訳は術前急性期275、術後慢性期244となっている。未破裂脳動脈瘤の内訳は術後例が108である。今後キィオープンを行い、破裂例と未破裂例でcnm遺伝子を有するS.mutansの保菌率に差がないかどうか、すでに知られているリスクファクターとの関係、多発性との関係、動脈瘤サイズとの関係などについて解析を加える予定である
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (12件)
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