研究課題/領域番号 |
15K10346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
淺井 昭雄 関西医科大学, 医学部, 教授 (50231858)
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研究分担者 |
岩田 亮一 関西医科大学, 医学部, 助教 (60580446)
伊藤 量基 関西医科大学, 医学部, 准教授 (70434826)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | グリオーマ / 膠芽腫 / 癌幹細胞 / 樹状細胞 / 免疫抑制 / 免疫治療 / テモゾロミド |
研究成果の概要 |
膠芽腫は難治性疾患で、新規治療法の開発が望まれる。治療抵抗性の原因として、がん幹細胞の存在が提唱されている。我々はグリオーマがん幹細胞を標的とした樹状細胞治療の開発を目指し、基礎実験を計画した。手術検体からグリオーマがん幹細胞を樹立し、免疫関連分子のプロファイルを行った。がん幹細胞にもHLA classⅠ分子が発現し、T細胞に認識されうることを示した。膠芽腫に対する標準的治療薬であるテモゾロミドは、樹状細胞に対して生存率や炎症性サイトカインの産生能に影響を与えなかった。しかし、IL-10分泌を低下させ、アロMLR系で細胞傷害性T細胞の量的かつ質的に機能を増強することを示した。
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自由記述の分野 |
医学
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