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2015 年度 実施状況報告書

経鼻的内視鏡下頭蓋底手術システムの構築のための研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K10362
研究機関神戸大学

研究代表者

谷口 理章  神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (60346195)

研究分担者 甲村 英二  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (30225388)
阿久津 宣行  神戸大学, 医学(系)研究科(研究院), 研究員 (90566019)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード経鼻的内視鏡下手術 / 手術機器
研究実績の概要

経鼻的内視鏡下手術に必要な吸引機構を有する先端可動性の器具について、径・先端可動域・硬性など必要条件を見直して整理し、守秘義務契約締結の後に研究協力企業と開発手続きを行っている。現時点では外径3mm程度、先端屈曲度30度で、軟部組織剥離に堪えうる硬性を有する機構を検討している。具体的な機構設計についても詳細に検討しているところであるが、知財管理の観点から詳細は省略する。現在必要スペックを制作できる製作所の選定、費用の算出および本契約に向けた準備を本学知財管理部門の支援のもと行っているところである。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初想定していたボールジョイント設計による器具については、コスト・技術的問題から実現困難と判断し、別の機構を設計しなおした。これに関して研究協力企業と必要要件のとりまとめ、および守秘義務契約は締結されているが、実際の製作に向けて事業所の選定に時間を要しており、本契約締結には至っていない。このため予算の執行はほぼ手つかずの状態である。

今後の研究の推進方策

本契約の締結とともに相当の予算遂行および器具開発の進展を予想する。まずは器具開発を優先し、有効性評価のためのシムレーションモデル作成は、器具開発が進展を認めたのちに行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

当初想定していた機構設計を見直したこと、実際の製作に向けて事業所の選定に時間を要していることなどから、現時点で研究協力企業との本契約締結には至っていない。このため次年度使用額が生じた。

次年度使用額の使用計画

現時点での概算では、研究協力企業との本契約の締結に百万円単位の予算遂行が予想されるため、次年度以降短期間で相当の予算が遂行される見込みである。

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公開日: 2017-01-06  

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