研究課題
基盤研究(C)
酸化ストレスが脳の加齢変化(エイジング)や認知症、多発性硬化症、パーキンソン病、統合失調症、躁鬱病、外傷性脳症などの多くの神経疾患の原因となっていることが明らかになっている。一方、抗酸化物質であるグルタチオンやビタミンCを非侵襲的に測定できる手法として1HMRSが注目されており、すでに脳内グルタチオン濃度が多くの神経疾患で低下していることが報告されてきている。本研究では臨床用MRI装置を用いて抗酸化物質の脳内分布画像測定法(Magnetic resonance spectroscopic imaging:MRSI)を開発することを目的とする。
脳外科