後縦靱帯骨化症OPLLに対するH2受容体拮抗薬の予防効果・治療効果を検討し、その作用点の解明とヒスタミンの石灰化に対する関与についての解明を行った。OPLLのモデルマウスであるtip toe mouse(TTWmouse)を用いた。Famotidine投与群で異所性骨化を抑制する傾向を認めた。また、ヒスタミンH2受容体ノックアウトマウスとTTW マウスを交配により生まれる複合変異マウスにおけるOPLLの病態についての解析を行ったところμCTでOPLLの縮小傾向を認めたが組織切片については明らかな変化はみられなかった。
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