研究課題
基盤研究(C)
両側卵巣摘出による骨粗鬆性動物モデルを作成し、行動学的および免疫組織学的評価により疼痛閾値が上昇していることを見いだし、骨粗鬆性疼痛動物モデルを確立した。確立した骨粗鬆性疼痛動物モデルを用いてビスフォスフォネートおよびテリパラチドの骨粗鬆性疼痛抑制効果を検討した。ビスフォスフォネートもしくはテリパラチドを投与することにより骨の粗鬆化を抑制するだけでなく、行動学的および免疫組織学的に疼痛も抑制することを見いだした。骨粗鬆性疼痛の一つの機序として酸性環境の可能性を見いだした。
整形外科