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2016 年度 実施状況報告書

アデノシン三リン酸代謝を用いた変形性膝関節症の新徐放性注射薬の研究

研究課題

研究課題/領域番号 15K10474
研究機関島根大学

研究代表者

熊橋 伸之  島根大学, 医学部, 講師 (00457178)

研究分担者 内尾 祐司  島根大学, 医学部, 教授 (20223547)
桑田 卓  島根大学, 医学部, 助教 (80509000)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワードアデノシン三リン酸 / P2X7 受容体 / 変形性膝関節症 / 疼痛
研究実績の概要

現在HA製剤と3種類の濃度のoATP(1μM, 10μM, 100μM)を混ぜ合わせHAミセル状oATPを作製中である。
また日本白色家兎の外側半月板を部分切除し、ウサギOAモデルを作製した(N=12)。上記のウサギOAモデルに、生食使用群 (Ⅰ群:コントロール群)、90万HA使用群(Ⅱ群)、oATP使用群(Ⅲ群)、HA+oATP使用群(Ⅳ群)を作製し、それぞれ関節内投与を週1回5週連続行った群をそれぞれ作製した。これらから膝関節を摘出し、4%パラホルムアルデヒドにて固定後、EDTAを用いて現在組織を脱灰中である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

現在上記のウサギOAモデルに、生食使用群 (Ⅰ群:コントロール群)、90万HA使用群(Ⅱ群)、oATP使用群(Ⅲ群)、HA+oATP 使用群(Ⅳ群)を作製し組織標本の脱灰中である。HA-oATP hydrogelの作製に時間がかかっており、今年度の完成を目指す。

今後の研究の推進方策

今年度もHA製剤と結合可能なHA-oATP hydrogelの作製に時間をかけたい。
また摘出した標本の脱灰、パラフィン包埋、パラフィン切片を作製し、サフラニンO染色を行い、組織学的評価を行う予定である。

次年度使用額が生じた理由

インキャパシタンステスター(荷重分圧装置)(Linton Instrumentation, Norfolk, England)の購入をしていなかったため。

次年度使用額の使用計画

今年度インキャパシタンステスター(荷重分圧装置)(Linton Instrumentation, Norfolk, England)を購入予定である。

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公開日: 2018-01-16  

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