目的となるAQP Knockdown のshRNAiを発現するレンチウイルスの作成を完了した。アストロサイトのAQP4発現量を、RT-PCRで確認した。以前のKnockdownの発現率に比較して強くKnockdownしていることが確認できた。hAPQ4-M23に関しては、permanent cell line を完成させた。再酸素化を行う際の至適酸素濃度の決定のため、高濃度の酸素の影響を調べた。50%と80%の条件での培養で細胞傷害を確認した。アストロサイトだけでなく、神経細胞であるSH-SY5Yの培養系でも同様の傷害を確認した。今後さらに脳低温療法の効果の向上に寄与する方策を検討したい。
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