研究課題
1. 喫煙歴のある筋層非浸潤性膀胱癌患者では、術前のNLR(好中球、リンパ球比)が予後予測因子であることを明らかにした。2. 喫煙歴のある患者では、尿phが低いほど腎尿管全摘術後の膀胱内再発が高いことが明らかになった。3. シスプラチン耐性獲得後の膀胱癌のEMT誘導には、ユビキチンリガーゼであるFBXO32の発現抑制が深く関わっていることが明らかとなった。4. 去勢抵抗性前立腺癌患者では、単球の数値が予後因子として有用であることが示された。
2: おおむね順調に進展している
単球、好中球の予後因子に関する臨床的に検討が進み、EMT誘導に関する研究が思いの外、進展した。
ケモカインのみならず、尿路上皮癌の進展、転移に関わる微小環境について俯瞰的な視野から研究を推進する。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件)
Annals of surgical oncology
巻: 23 ページ: 1039-1047
10.1245/s10434-016-5578-4
巻: 23 ページ: 1029-1038
10.1245/s10434-016-5555-y
巻: 23 ページ: 4115-4122
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JCI Insight
巻: 1 ページ: e83654
0.1172/jci.insight.83654