研究課題/領域番号 |
15K10617
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
泌尿器科学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
井上 高光 秋田大学, 医学系研究科, 准教授 (60375243)
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研究分担者 |
河谷 正仁 秋田大学, 医学系研究科, 教授 (00177700)
西島 和俊 秋田大学, バイオサイエンス教育・研究サポートセンター, 准教授 (70435874)
齋藤 満 秋田大学, 医学部附属病院, 講師 (80400505)
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研究協力者 |
喜早 祐介
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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キーワード | 膀胱 / 廃用性萎縮 / 回復 / 尿路変更 / 腎移植 / 遺伝子発現 |
研究成果の概要 |
両側尿管を膣に植え替えて萎縮膀胱を作成し、次いで片側尿管を萎縮膀胱へ再吻合し機能回復を観察できた。膀胱容量、コンプライアンスの有意な低下および回復が確認できた。UPK1B, CST6, PIEZO2の遺伝子発現量の有意な減少は、ウサギ膀胱DNAマイクロアレイ、ウサギ萎縮膀胱粘膜RT-PCR、ヒト萎縮膀胱粘膜のRT-PCRで一致した。AGTR2の遺伝子発現量の有意な減少は、ウサギ膀胱回復時の筋層RT-PCRおよび回復時のウサギ筋層DNAマイクロアレイで一致した。
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自由記述の分野 |
泌尿器科学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果は、長期透析や尿路変更に伴う廃用性萎縮膀胱の形成過程および尿流の回復過程において膀胱筋層および粘膜における遺伝子発現の変化を観察した初めての研究である。また廃用性萎縮膀胱とその回復における膀胱粘膜および筋層の形態的変化を観察することが出来た。これらの遺伝子発現の変化から、今後、神経因性膀胱などに伴う萎縮膀胱やその回復をモニターするバイオマーカーや膀胱再生医療につながる可能性がある。
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