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2017 年度 研究成果報告書

慢性炎症を基盤とする病態におけるヒト外尿道括約筋の脆弱化機序の解明と治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10625
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 泌尿器科学
研究機関大分大学

研究代表者

三股 浩光  大分大学, 医学部, 教授 (60219714)

研究分担者 森 健一  大分大学, 医学部, 客員研究員 (00579013)
住野 泰弘  大分大学, 医学部, 客員研究員 (30325716)
連携研究者 住野 泰弘  大分大学, 医学部, 客員研究員 (30325716)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード外尿道括約筋 / 尿失禁 / TNF-α
研究成果の概要

外尿道括約筋は、尿禁制を維持するための重要な組織の1つである。
外尿道括約筋の細胞数の減少は尿失禁の原因の1つと考えられ、老化に伴う慢性炎症はその減少に影響を及ぼすと考えられている。我々は外尿道括約筋組織より高純度に筋前駆細胞を単離する方法と筋分化可能な不死化ヒト外尿道括約筋を生成する方法を確立した。さらに、炎症性サイトカインの一つであるTNF-αはp-38MAPK及びPI3K/Aktシグナル伝達経路を介してヒト外尿道括約筋細胞の分化を抑制し、TNF-α阻害薬はその分化抑制を阻害することを示唆する結果を得た。TNF-α阻害薬は高齢者尿失禁の治療の一つとなる可能性が期待される。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2019-03-29  

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