現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
ADPKD患者からのiPS細胞樹立を試みた。まずADPKD患者の皮膚の初代培養からiPS細胞樹立を行う前に、セルラインからのiPS細胞樹立をこころみた。山中4因子(Oct3/4,NANOG, KLF-4, c-MYC)をレトロウイルスベクターを用いて導入し、フィーダー細胞上で培養した。得られたコロニーよりiPS細胞の未分化マーカーを確認したが、未分化マーカーの一部で発現が見られず、精度の高いiPS細胞樹立には未だ至っていない。技術的な面と、導入する遺伝子の組み合わせの問題があると考えられ、現在検討中である。
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