研究課題
基盤研究(C)
閉経前後の女性の内臓脂肪を比較したところ、閉経後女性の内臓脂肪サイズは大きくなり、かつ酸化ストレスが亢進している状態であることが明らかになった。培養脂肪細胞を用いた研究で、エストロゲンは酸化ストレスを消去する抗酸化酵素遺伝子群の発現を増加させることが明らかになった。閉経後にメタボリック症候群が増加する要因として内臓脂肪の増加が考えられているが、閉経というエストロゲンの減少が脂肪増加と酸化ストレス亢進に関与すると考えられた。
医歯薬学