研究課題/領域番号 |
15K10708
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
中村 充宏 金沢大学, 附属病院, 講師 (50377397)
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研究分担者 |
藤原 浩 金沢大学, 医学系, 教授 (30252456)
尾崎 聡 金沢大学, 大学病院, その他 (40401921)
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研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2018-03-31
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キーワード | Endometrial cancer / Cancer stem cells / p53 / ERβ |
研究成果の概要 |
子宮内膜癌154例にp53とER(α/β)について免疫組織学的に解析した。多変量解析にて、病理組織学的Grade、stained-p53、high-ERβが独立した進行リスク因子となっていた。high-ERβはリンパ節転移・術後再発の発生において、感度および陰性的中率が100%であった。Double positive(stained-p53かつhigh-ERβ)症例は、他の群に比べ、有意にDisease-free-survivalが短いという結果であった。子宮内膜癌においてp53、ERβが癌進行リスクの予測因子になりうると同時に癌幹細胞が深く関与している可能性が示唆された。
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自由記述の分野 |
婦人科腫瘍学
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