【目的】子宮体癌の中には、様々な遺伝子に異常メチル化を認める癌が存在する。そこで今回我々は、子宮体癌患者の末梢血DNAにおける異常メチル化をゲノムワイドに解析し、その特徴や原因を明らかにすることを目的とした。 【方法】倫理委員会の承認のもと、子宮体癌患者25名の癌部DNAを解析し、メチル-high群とメチル(-)群に分類した。各群の末梢血DNAにおける遺伝子プロモーター領域のメチル化率を次世代シーケンサーにて解析・比較した。 【結果】メチル-high群末梢血DNAにおいて、miR-663aのプロモーター領域のメチル化率はメチル(-)群に比し、有意に高値であった。
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