| 研究課題/領域番号 |
15K10736
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| 研究機関 | 聖マリアンナ医科大学 |
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研究代表者 |
戸澤 晃子 聖マリアンナ医科大学, 医学研究科, 准教授 (90569865)
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| 研究分担者 |
栂谷内 晶 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (60392635)
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| 研究期間 (年度) |
2015-04-01 – 2019-03-31
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| キーワード | レクシンマイクロアレイ / 子宮頸部腺癌 |
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| 研究実績の概要 |
子宮頸部腺癌のレーザーマイクロダイセクションによる臨床検体のFFPE組織の及び臨床検体の凍結組織（子宮頸部腺癌5症例（治療前後）、正常組織5症例）、血液（血清）子宮頸管粘液を採取しレクチンマイクロアレイ解析を行い数種類の子宮頸部腺癌マーカーとなりうる候補レクチンを同定した。研究分担者の栂谷内晶研究員は他癌種において同一の解析方法の経験があることからマイクロアレイ解析、質量分析による候補レクチン、糖鎖解析の進行は問題なく進んでいる。
本研究は子宮頸部の正常と腺癌との比較解析、また頸部腺癌の治療前後の解析を行いことで発癌、および再発関連因子を探索している。現在、組織、血液、子宮頸管粘液など同一症例からの各種検体を用いて解析し、検査系としてどれが最適かを含めて検討中である。
現在は子宮頸部粘液を利用した解析が有用な可能性がありまず粘液解析を重点的に行っており、診断精度の高い解析系を構築している。
また並行して臨床検体の組織における候補レクチンの局在の確認、臨床検体数を増やして統計解析を行い実現可能性の高い候補レクチン、またコアタンパク質の同定を行う予定である。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
予定している解析もほぼ遂行されており、候補レクチンなどの詳細調査、診断キット開発に必要な手続きを進めている。
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| 今後の研究の推進方策 |
ほぼ予定通りに解析は進んでおり、今後は物質特許出願、診断キット開発に必要な共同研究者のリクルートなどを予定している。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
（理由）予定していた消耗品（主にレクチンマイクロアレイチップ）、レクチン染色が順調に進んだため再現確認などの必要性が予定より少なかったため。
（使用計画）コアタンパク質同定のための質量解析および頚管粘液解析における消耗品、および論文作成、特許出願等に使用する予定
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