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2017 年度 研究成果報告書

唾液腺導管癌の新規治療戦略に向けたバイオマーカーの発現と遺伝子変異の包括的解明

研究課題

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研究課題/領域番号 15K10823
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

多田 雄一郎  国際医療福祉大学, 医学部, 准教授 (70292430)

研究分担者 長尾 俊孝  東京医科大学, 医学部, 主任教授 (90276709)
研究期間 (年度) 2015-04-01 – 2018-03-31
キーワード唾液腺導管癌 / HER2 / アンドロゲン受容体 / 個別化治療 / トラスツズマブ / アンドロゲン遮断療法
研究成果の概要

唾液腺導管癌(SDC)における各種バイオマーカーの予後との関連や臨床病理学的意義を検討した。アンドロゲン受容体陰性、CK5/6陽性、p53-極陰性/極陽性、TP53短縮型変異は、独立予後危険因子であった。de novo発生SDCでは、PIK3CAとH-RAS変異の共在とBRAF変異を有する症例の確率が有意に高く、多形腺腫由来SDCではHER2蛋白過剰発現・遺伝子増幅やHER3・EGFR蛋白過剰発現を示す割合が有意に高いことが判明し、SDCの発癌機序は組織発生により異なることが示唆された。さらに、TP53ミスセンス変異とp53 極陽性、TP53短縮型変異とp53極陰性とに強い相関性がみられた。

自由記述の分野

頭頸部癌

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公開日: 2019-03-29  

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