模擬眼を用いた実験から、オプトス200Txで撮影された画像の周辺部では2倍以上に拡大されていることが分かった。面積補正ソフトを用いても、方向は正確に補正されているが、面積は十分には補正されていないことが明らかとなった。 網膜中心静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫に対する抗VEGF薬による治療を一年間続けることにより、中心窩網膜は有意に減少し、視力は有意に改善することが分かった。1+PRNと3+PRN regimenとで視力改善効果には差は見られなかった。治療前視力が不良(0.5以下)の症例では視力改善効果が1年間維持できたが、良好な症例(0.6以上)の症例では視力は維持にとどまった。
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