かねてより開発をすすめているブリリアントブルーG(BBG)に関し、薬剤としては難治性白内障手術時の際の水晶体前嚢染色への適応の拡大を目的としたあらたな医師主導治験を企画し実施した。以前に実施した内境界膜染色の結果に加え今回の結果をあわせて総括報告書を作成し早急にPMDAへの申請を予定している。さらに非臨床研究としてBBGぶどう膜炎に対する消炎効果についての検討を行い良好な結果を得た。さらに機器開発に関してはBBGの術中視認性の改善効果の研究成果を発展させる形で、現行の広角観察システムと併用が可能な新たな観察システムを試作した。
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