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本研究では、難治性創傷においての炎症期の遅延に対しmicroRNA (miRNA)の役割及びその機構を明らかにすることにした。マウスマクロファージ細胞を用いての実験により、炎症に関する幾つかのmicroRNAの発現変換が見られた。特にmicroRNA-21(miR-21)がマクロファージ細胞において炎症を起こして炎症遅延に影響を及ぼすことが確認できた。更に、miR-21がRANKLによるマクロファージの破骨細胞分化に重要であることと、抗炎症作用を持つaloin(アロエ由来成分)により抑制されることが確認した。
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