研究成果の概要 |
インターロイキン-15 (IL-15)はNK細胞やT細胞に作用し、細胞増殖や活性化を誘導するサイトカインである。in silicoスクリーニングによって選抜された候補化合物15種類においてSTAT5リン酸化を指標にアゴニスト(惹起)効果ならびにアンタゴニスト(抑制)効果を測定したところ、化合物N43で強い阻害作用(阻害率 32%)を認めた。さらにN6, N15, N35で弱い阻害作用を認めた。今後はサンドイッチELISA法を活用したIL-15ミメティクスのスクリーニング系の構築を目指す。
|